概要

*グラーツの北西約60km *シュタイアーマルク州Steiermarkにあるブルック・アン・デア・ムーア郡Bezirkの郡庁所在地が同名のブルック・アン・デア・ムーアである。 ブルック・アン・デア・ムーア郡には21の市町村Gemeindeがあるが、そのうちブルック・アン・デア・ムーア市を含め3つが市になっている。 *シュタイアーマルク・アルプスの美しい山々に取り巻かれ、ムーア川Murとミュルツ川Murzの合流点に位置する町。 *古城ランツクローンLandskronが廃墟として残っている。 *重要な交通路の交差点で、製鉄業の中心都市レオーベンに近く、活発な工業都市で、鉄鉱石を処理する工場がある。

データ 人口:約16000 標高:481m

アクセス 鉄道： ウイーン南駅からグラーツGraz方面行き特急OECで2時間。1時間ごと。 グラーツからは急行ICなどで約40分

旧市街 アーケード式の中庭をもつ15、16世紀の古い家並が多く残されている。 市役所Rathausの中庭は三層のアーケードに飾られている。 エルンスト公爵通りHerzog-Ernst-Gasseを入ってすぐのフレスマイスターハウスFlossmeisterhausにはルネサンス時代の夫婦窓に飾られている。

見どころ 見どころは中央広場（コーロマン・ヴアリッシュ広場Koloman−Wallisch−Platz）と隣接する街路に集中している。 錬鉄製の泉 Eiserner Brunnen 1626年、この地方の職人ハンス・プラツサーHans Prasserが作った金属工芸の傑作である。 コルンメス舘 Kornmesserhaus : 中央広場に面している。 15世紀末、ブルジョワのパンクラス・コルンメスPankras Kornmessにより建てられたもの。 教区教会　Pfarrkirche: 内陣の左に美しい聖具室の扉Sakristeiturがある。