ハノイ

概要
ハノイは政治/文化の中心、ホーチミンは商業の中心
19世紀後半〜20世紀半ば、フランス統治時代の総統府が置かれていたこともあり、今も街の至る所でフランス風の建物を見ることができる。
ホン川(紅河)とタイ湖(西湖)
町の中はどこもバイクの騒音に包まれている。
ハノイ36通り(職人の工房の集まる地域.
大小20以上の湖沼がある。
ホアンキエム湖は市内の中心にある市民の憩いの場所.


アクセス
空路
-日本からの直行便;
成田(NRT);VN/JL;1日1便
関西(KIX);JL/VN;;週便(火・木・土・日)
-乗継便;
地方空港からは乗継便が便利だ。
香港乗継;キャセイ航空(CX)便
台北乗継;中華航空(CI)便
ソウル乗継;大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)

空港
ノイバイ空港 Hanoi Noibai International Airport (HAN)
ハノイ市内から北に約45km。

鉄道
周辺のアジア各国同様、旅客輸送は著しく遅れており、時間もかかる。
南はホーチミン方面行きだけでなく、東のハロン、北のサパ方面行きなど四方に路線は広がっている。
ハノイ〜ホーチミンは1726kmあり、2泊3日の直通列車が運行されている。
旅行者向けの豪華な鉄道を楽しむような列車はまだない。

ハノイ駅
建物はフランス統治時代のものだが、中央部分は破壊されてコンクリートで補修されている。

長距離バス


市内の交通
市内はバイクで溢れかえる状態で、道路を横断することも危険極まりない。
ホテルなどから目的地までタクシーなどを利用することをお勧めする。
タクシー
小型のセダン(3人まで)、中型セダン(4人まで)とミニバンタイプ(7人まで)があり、料金は同額。
市内はほとんどUS$2〜3 が目安だが、交通渋滞が激しく、特に通勤時間帯には料金も上がってしまう。
多くの運転手も、メーターより15〜20%ほど余計にくれという。
タクシーを利用するくらいの人は数十円位をケチる人はいないからだ。

シクロ
ハノイ中心部旧市街とその周辺隣接地区にだけある。
その他は交通渋滞が激しいためほとんど利用することはできない。
利用する前に料金と時間を確かめておかなくてはいけない。
タクシーの2〜3倍はする

(以下は旅行者にはお勧めできない)
バイクタクシー
セ・ラム
ハイヤー
レンタバイク
路線バス



ハノイの観光ツアー
交通事情がよくないことはハノイ周辺でも変わりはないが、最近では旅行代理店が増え、手軽に現地ツアーに参加できるようになった。料金も意外に安く、利用価値は高い。
市内1日ツアー
US$14毎日出発所要終日
ハノイ近郊ツアー
US$14毎日出発所要終日
パフューム・パゴダ(香寺)ツアー
US$18毎日出発所要終日
ホア・ルー(タム・コック)ツアー
US$19毎日出発所要終日
ハ・ロン湾1泊2日ツアー
US$28毎日出発
マイ・チャウ1泊2日ツアー
US$28月・水・土曜出発
サ・パとバック・ハ一・ツアー
US$47金・土曜出発3泊4日
カット・バ島2泊3日ツアー
US$40毎日出発
(全ツアーとも飲物代は含まず)
以上クリーン・バンプー・カフェ主催

※どの旅行代埋店の主催でも、ツアーには最少催行人数があり、人数が揃わない場合には、ツアー料金が割り増しになることもある。


ハノイからのツアー
ハノイ・ツーリズムなど政府関係の旅行代理店は、車のチャーターやガイドの手配など個人な手配旅行は喜んで扱うが、既製のツアーはあまり催行したがらない。カフェ主催のツアーは、安くて種揖も多く、個人旅行者に人気*市内ツアーホー・チ・ミン廟やホー・チ・ミン博物館、文廟をはじめ、ハノイ市内のおもな見どころを訪れる。


ハノイ近郊ツアー
ハノイ北部ツアーと西部ツアーの2種類。北部ではコロア要塞や陶器村などを見学し、西部ではシルク村やタイ寺などを巡る。
パフューム・パゴダ(香寺)ツアー
小舟に乗って寺院や仏塔を見学。その後山に上って、パフューム・パゴダなどの古刹を巡る。
ホア・ルー(タム・コック)ツアー
古都ホア・ルーの寺院を訪れ、小舟でクルーズする。
ハ・ロン湾1泊2日ツアー
帆船とモーターボートによるハ・ロン湾クルーズ。
マイ・チャウ1泊2日ツアー
少数民族(タイ族)の村を見学し、タイ族の民家にて宿泊。
サ・パとバック・ハ一3泊4日ツアー
サ・パとバック・ハ一にてサタデー・マーケット、サンデーマーケットを見学。モン族、タイ族の村へトレッキング。
カット・ハ島2泊3日ツアー
ハ・ロン湾から船に乗り、美しい自然に溢れる島を訪ねる


繁華街
36通り(旧市街);
通りごとに同業の店が集まっている。
通りごとに同じジャンルの職人たちが店を構えている。
11世紀にリ王朝が宮廷への貢物を作らせるために各地から職人たちを掻き集め招集したのが始まり。
チャン・ティエン通り(ホアン・キエム湖周辺);
ホテルやレストランが集まっている。政府機関・博物館なども多い。
ハンボン通り;
グエンタイホック通り; 麺屋、オコワ屋、お粥屋がたくさん。


エンターテイメント
水上人形劇場
市内にいくつかの劇場がある。
毎晩2回公演、18;30、 20;00
カメラ持ち込みには撮影料4〜5ドルかかる。


見どころ
ホアンキエム湖 Hoan Kiem Lake;
旧市街の南側,寺院や文廟などの見所が多い地域で,亀の泳ぐ湖としてハノイの人々の憩いの場となっている.

玉山祠
ホアンキエム湖に浮かぶゴックソン島にある

歴史博物館
チャンティエン通り1番地にあり、東洋の様式の建築物である。
ベトナムはこの博物館をフランス植民地支配者から接収した後、展示内容を変化させ、1958年に、開館した。2000uの主要な展示場では、ベトナムの先史時代と、国家建設時代からリ王朝とチャン王朝までの期間(紀元前7世紀から14世紀);ホ王朝(14世紀初頭)から1945年の8月革命までの期間の歴史が再現され、又、チャム彫刻彫刻室がある。その他、面積8000uの露天の展示場では、展示品およそ100点があり、そのほとんどが宗教をテーマにした芸術品及び建築彫刻芸術品である。この展示場は3つの区に分けられ、第1区はチャム石彫刻で、第2区はリとチャン王朝(11世紀から14世紀まで)の芸術をテーマとして文化、仏教の発展を示す現物を展示し、第3区はレとグェン王朝(15世紀から20世紀まで)の芸術について、経済、社会、文化、及び宗教の発展を描写する現物を展示する。なお、この博物館で、日本の技術援助により、コンピューター上の資料の探究が可能になった。
一柱寺;
李朝の太宗が1049年に創建した寺(延祐寺)で1本の柱の上に仏堂せたユニークな形から名前がついた

ホー・チー・ミン廟 Lang Chu Thic Ho Chi Minh
ガラスケースに入れられて安置されている
1969年心臓病で死ぬ(79歳)、廟完成は1975年
廟の中へ入るときには一切の手荷物は持ち込みできない。カメラも不可。
ショートパンツやサンダル、サングラスも不可。
入口で空港同様の厳しいX線検査がある。
廟の背後にホーチミンが居住していたこじんまりした住まいがある。ここは撮影できる。

文廟 Van Mieu
1070年に設立されベトナム最初の大学が開設。
孔子を祭るために建てられた廟、孔子廟とも呼ばれる
中国の科挙に合格した人物の指名が彫られた石碑があり、大学受験を祈願する学生が訪れるところとなっている。

ハノイ大教会;

ドンスアン市場 Cho Dong Xuan; 

ハノイ最大の市場、

ホアロー刑務所;
刑務所の大部分は壊され,ハノイ・タワーなどの高層オフィスビルが建つ.

ハイ・バー・チュン寺;

バー・ディン広場;

真武観;

ロン・ビエン橋;

エッフェル塔を設計したエッフェルがデザインに手をかけたもので、爆撃によってたびたび破壊され、そのたびに修復されたため、橋の櫓部分が不規則な形となっている。

タイ湖
ハノイの西北方にあり、面積はおよそ500haである。又、湖を回る道の長さは17kmである。研究者によると、この湖はホン川の一部分である。
この湖の名前はザムダム、ランバク、サクカオなどに何回も改名された。湖の周りに、チャンコク寺、キムリエン寺、フータイホー、真武観などの古い寺の他、銅鋳造のグーサ村、ペットの魚養殖と線香作りのイエンフー村、盆栽づくりのギタム、クザンバ、ニャトタン村、製紙のイエンタイ村など、多くの職業村がある。

レーニン公園;

チャン・クオック寺;

セント・ジョセフ教会;

大劇場;

ホー・チ・ミン博物館;

軍事博物館;

美術博物館;

グェンタイホク通り66番地にある。
この博物館には絵などの現物、複製品合計1万点が展示されており、ベトナムの造形芸術、建築、彫刻、絵画、美術の発展を紹介し、ベトナム人の文明、及び芸術才能を反映する。又、民間美術、陶器のコレクションも出展されている。美術博物館はベトナムの造形芸術の貴重な一翼を担うものでる。


ハノイ郊外
バッチャン Bat Trang; 

ハノイの東北約40分、焼き物の里
フォトギャラリーはこちら

ドンホー村; 
東1時間30分、ドンホー版画制作の村。

ブットタップ寺;

香寺(フォーン寺); 

ハノイから南西70KM
フォーンソン(香山)に散在する13の寺の総称