水湳洞

水湳洞(すいだんどう)

概要
北部の新北市瑞芳区の3つの村を総称して「水金九」という。
かつて、金の鉱山として沸いた山里に多くの人々が移り住んだ地域である。
即ち「水洞」「金瓜石」「九份」である。
採掘が終わった後、
それぞれの村は風情を見せているが、なかでも活気が甦ったのは九份。
他は昔ながらの素朴な佇まいが静かに残されたままで、わずかながらの史跡などが見られる。

水湳洞は海に面していて、周辺に小さな漁港などもある。、
現在、水?洞は交通も便利になり、台北から一日すごす日帰り旅のポイントとなっている。九份のようには観光地化されていなく、
廃棄された銅の精錬工場、いくつもの排煙パイプ、木造の宿舎など残されたままになっているところを十三層遺址として歴史的建築に指定されている。そんなところに、画家・陶芸家など様々なアーティストが集まりアトリエを構えるようになってきて、新たな人気が生まれている。
企画には、黄金瀑布がある。あちこちの岩石の上を渓流がウエディングドレスのように広がって白い流れを作って落ちていく。