埔里;

概要
台湾のほぼ中央部にある「台湾のヘソ」。日月潭にも近い。
標高が高いため気候が穏やかで、花が咲き乱れ美しい蝶の生息地としても知られる「桃源郷」とも称される。花の料理も名物となっている。

1999年に台湾中部を襲った大地震で大きな被害を受けたが、現在は街並みは再建されている。復興には国内外から支援の手が差し出され、埔里出身の元プロ野球選手大豊泰昭氏も尽力した。

紹興酒の生産地として有名で、日本に輸出される台湾紹興酒のほとんどがこの町で製造されたもの。台湾に6ヶ所ある酒造工場の一つで、観光客向けに酒造工場が一般開放されており、紹興酒の製造工程の見学のほか、試飲やショッピングも楽しむことができる。

水脈が多く、ミネラルウォーターの生産地にもなっている。

埔里では近年、日本人のシルバー世代のロングステイの誘致活動が行なわれている。

自然環境に恵まれ、町の規模も生活するのにほどよい大きさ。環境整備とともに日本語ボランティアの養成が進められている。(gto/kj)


アクセス
台中からバスで約1.5時間
台北からもバスが1時間に1本運行されている。約3.5〜4.5時間。


見どころ
台湾地理中心碑
北緯23度統計20度にある高台の上に記念碑

木生昆虫博物館
16000種の蝶の標本の収集

埔里酒蔵