彰化

概要
台中の南、台湾中部の農業地帯の中心地。
彰化県の県都で、台湾中部では台中に次いで大きな町。
土壌が肥沃で、一帯は豊かな農業地帯になっているため、古くから「台湾の穀倉」と呼ばれた。

港町の鹿港に近く、物資の集約地としての役割も果たしている。
かつてはサトウキビ列車の路線が彰化駅に集結していた。扇形車庫が産業遺産として保存されていて、「鉄道の町」の一面もある。

市内には寺院や廟が数多く建てられている。1726年に建造された彰化孔子廟は規模が大きく、貴重な書物が大量に保存されていた。
市街を見おろす八卦山公園は高さ約22mの大仏像があることで知られる。

農業が盛んな彰化は食事もおいしい。「彰化三宝」と呼ばれる肉団子、猫鼠麺、礦肉飯が有名。近隣の町で作られる名物料理も食べられる。
周辺には観光果樹園が点在し、家族連れや社員旅行などで賑わっている。kj


アクセス
台北から呂光号で3時間、
台中から20分



見どころ
八卦山大仏
台湾八大名勝の一つ。高さ21.6m、ピンクの台座,彰化市内を一望できる〈標高96m〉



郊外
台湾民族村