国内の移動には、航空便、鉄道、バスがある。鉄道網や道路網が十分に整備されていないため、航空機への依存度が高い。航空便は近年相次いで新規航空会社が誕生した。航空運賃も各社にとって異なる。予約はほとんどネットによる。新規の航空会社に中には経営状況や運行許可などの事情によって運休することがある。

航空会社
タイ航空 Thai International Airways (TG)
タイを代表する航空会社で国内主要都市へ最も多くの便が就航している。
国際線は日本と結ぶほか、アメリカ・ロスアンジェルスへも成田経由で就航している。
ヨーロッパ各都市への便数も多いため、日本からバンコックで乗り継いでヨーロッパへ行くのにも人気のルートとなっている。

バンコック航空 Bankok Air (PG);
サムイ島を拠点にした国内線と、カンボジア・プノンペンなどへの国際線が中心になっている。

プーケット航空 Phuket Airlines (9R)
バンコック・Ranong間と、ミャンマー・ヤンゴン間のみ就航している

PBエアー PB Air (9Q)
バンコクウ・クラビ間、バンコック・Roi-Et間それぞれ1往復就航

エアーアジア Air Asia (AK)
バンコック、クアラルンプール、シンガポールの3都市の拠点を持ち、アジア一円の国際線ルートを持っている。
格安運賃でアジア各国に人には人気がある。

ノックエアー Nok Air (DD)

オリエント・タイ航空(ワン・ツ・ゴー)Orient-Thai Airlines (OX)
チェンマイを拠点にして主要国内都市を結んでいる。


タイの鉄道
路線網はかなり発達しているが、一日あたりの便数は各方面とも少なく、電化されていないため、速度も遅く時間がかかる。
クラスによってはエアコンがない。
ほとんどのダイヤはバンコックを拠点にしている。いずれもルートも、長距離、近郊ルート、地方ローカル区間などがある。
北 線
バンコック〜アユタヤ〜ピサヌローク〜チェンマイ;751Km
東北線
バンコック〜アユタヤ〜コラート〜ナコーン・ラチャシーマ〜ノーンカーイ;624Km,
〜ウボン・ラチャターニー;575Km
東線
バンコック〜チョンブリ〜パタヤ〜アランヤプラート
南線
バンコック〜ハジャイ〜バターワース; Km
〜スンガイ・コーロク;1159Km
バンコック〜カンチャナブリ

このほかにバンコック発の近郊の観光地への週末の臨時列車がある

マレー半島国際急行列車
オリエント急行;
バンコック〜シンガポール1941Km 41時間
国際急行;
バンコック〜クアラルンプール間;一日一便、42時間(2泊3日)
クアラルンプール〜シンガポール間;一日3便



長距離バス
バンコックを拠点にして各方面に運行している。
方面によって発着ターミナルが異なる。
各方面とも、エアコンVIP, エアコンなしの2種類ある。
北バスターミナル;
東北バスターミナル;
南バスターミナル;
東バスターミナル;
そのほかにも民間のバスコーチは独自に発着場を決めている。