バンコックのホテルの選択 バンコックは町が大きく、宿泊するホテルのロケーションによっては結構不便を感じることがある。 タクシーは安いとか、トゥクトゥクがあるとか言っても、必ずしも快適とは言えない。 わざわざ渋滞ルートを通ったり遠回りする雲助ドライバーも多いし、乗る前に交渉するトゥクトゥクだって日本人とみると吹っかけてくることも少なくない。不愉快な思いをタビタビしながら滞在するのは嫌なものだ。 貴重な滞在時間を有効に使うためには少々高くても中心地の交通機関の便利なところを選択すべきだ。 旅行者にとって便利な交通機関は、何と言ってもスカイトレイン、加えて、路線は少ないが地下鉄も便利だ。それに王宮やワットアルンなどの観光地を巡るなら、チャオプラヤ川のフェリーがいい。 したがって、バンコックに滞在し、自由に歩き回るのには、ホテル選択に、まずスカイトレインの駅に行くのに便利なところを優先すべきだろう。 中心地から少し離れると、とたんに料金が安くなるので、治安のことを考えて、スカイトレインの駅に限りなく隣接しているところはお得だ。 市内の詳しい地図を掲載している旅行誌ムックなどを見て、まずはロケーションを押え、それから料金カテゴリーを見比べるべきだ。 (中心地のおもなエリア） サイアムSiam地区 ショッピングに便利で、2路線あるスカイトレインが交差するところで、近くに伊勢丹や大型のショッピングモールや一流ブランドもあれば。ナラヤなどのタイ土産の安売り店もある。この地区に滞在すると食事をするのにも便利だ。どこのモールにも大型のフードコートがあって、昼・夕食に困らない。何より清潔なところで安心できる。 このエリアにあるホテルはやや高めだが、安全と便利さには代えられない魅力がある。 高級なところでは、ハイアットホテル、インターコンチネンタルホテル、ノボテルなどがある。 この地区にはサービスアパート（コンドミニアム）も多く、少し長い滞在する場合には快適だ。きちぃネット付なので、自炊もできる。 チャオプラヤ川沿い チャオプラヤ川に面する地区にはペニンシュラ、シャングリラ、オリエンタルなどのホテルが点在する。水上交通が発達していて、王宮などのある観光地へは便利だ。 格安ツアーのホテル ホテル料金を節約したい場合には、少し中心地から離れてしまうので、スカイトレインや地下鉄の駅との距離を十分考慮して選択すべきだ。特に治安の不安定な地区もある。 格安ツアーを選ぶときも、ホテルをしっかり調べて納得してから申し込むことだ。 パンフレットの表示に、または同等クラスのホテルなどとある場合には、出発日を決めたら予約されているホテル名を確かめてから予約するといい。 曖昧な返事をしたら、まだ確定していないとb理解すべきだ。 バックパーカー向きの安宿街 事前予約などほとんどできないウオークインが基本の安宿は、カオサン通り周辺に集まっている。 500円くらいからあるが、どこも部屋数が少ないので、日中早めにチェックインしないと、満室で何軒も捜し歩かないといけないころになる。蚕棚式の相部屋も多い。 カオサン通り界隈はほとんど24時間若者で賑わうところで、さながら六本木か渋谷センター街といったところだ。 ロングステイのためのサービスアパート バンコック市内ではサービスアパートの利用が人気がある。 リビングルームとベッドルームがあり、キチネットがついている。 食材の豊富なタイでは、新鮮な生鮮食品から日本食材まで何でも手軽に調達できる。 毎晩外食しないで、エアコンの効いた自分の部屋でゆっくり寛ぐことができる。 市の中心地にある高層で1泊1万円〜1.5万円くらいの価格帯になっている。 スカイトレインで5〜10分くらい離れると、5000円くらいからある。 ばんこっく市内には朝食つきのところもあり、レストランも完備している。1週間単位もあるが、1泊から受け付けているところもある。 ベッドはほとんど広い(キングサイズ）ダブルベッドとなっている。 ネット環境も整っている。 地方のホテル ツアーで周遊するときには自由行動がないので、ホテルのろーけーしょんはあまり気にすることはないが、リゾートなどで滞在する場合には、ホテルのロケーションがとても大切になる。 概して、一番賑やかなエリアh周辺が割高かもしれないが、外出のたびにタクシーやトゥクトゥクなどを利用するとかえって藁高になってしまう。 タクシーにメーターがないので、その都度交渉しないといけない。日本人にはみんな高い料金を言ってくる。 そんなやり取りをタビタビする手間を考えると、街の散策のできるエリアはありがたい。