プレー

概要
タイ北部地方に位置する歴史ある古い町。
この地にはタイの中で一番大きいチークの特別保有地がある。
周りを山に囲まれているが、中央部には平原が広がっている。
モン族の支配下にあったが、15世紀にチェンマイがランナー王国の首都として確立された後にランナータイ王国に併合された。
プレーとは北部の言葉で「勝利」を意味し、ランナータイ王国のモン族の制圧を祝したことに由来すると言われている。


アクセス
バス;
チェンマイから約4時間、15便


見どころ
ワット・プラタートチヨーヘ一
この寺は、スコータイ時代に建てられた、プレー県の重要な仏教の聖地で、33mのチェンセーンスタイルのチェディの中にお釈迦様の遺骨が納められている。チェディはレンガで作られており、輝く真鍮の板で覆われている。寺の名前は最初に建てられた時にチェディを巻いた、中国のシップソンパンナーで織られた美しいシルクに由来する。毎年3月にチェディでの儀式が行われる。
ワット・サボゲーオ多くのミャンマースタイルの建物や仏像がある。ここは仏教の経典を勉強しに来るミャンマー僧の宿泊施設でもある。

ゲンルアン 
ラフティングオム川は岩がちで流れの真ん中には急流ができる。渡し船に乗って、川の向こう側に渡って100mくらい丘を登ると、エラワンという洞窟が見つかる。その中には、象と女性が形作られた石が突き出している。

ワット・ルアン
プレーが確立された時と同時期に建立された重要な寺院で、多くの箇所に修復工事が施されている。寺院の主な特徴は、本堂やミャンマーから持ってきたお釈迦様の遺骨を祀っているチェンセーンスタイルのチェディなど。その他にも、古代の品々を展示している博物館、500年以上前の数多くの仏像や古代ランナースタイルの木の建築物などがある。


近郊
バーン・トウンホン
ここは北タイ伝統衣装モーホームとその生地で作られる製品が有名。コットンの布地を藍色に染めてから、民族衣装や現代風の服を作る。
ペムアンピー国立公園ペムアンピーには広い範囲にわたって大きな木がない。土地の沈下と侵食で、固い土地だけがキノコの形のように残り、不思議な光景が広がっている。

(参考資料:タイ政府観光庁TAT)