ピサノローク

概要
バンコクの北450km、北部のチェンマイとの中間に位置する。
スコータイヘのゲートシティーとなっている。
クメール、スコータイ、アユタヤの各時代を通して繁栄を続けた
空港のほか、タイを南北に縦断する鉄道の沿線で中部地方の交通の要衝となっている。
市内にはナーン川が流れ、川に暮らす人たちのハウスボートが並ぶ。
夜には、川沿いにはナイト・バザールの様々な屋台の灯が連なり、夕涼みがてらの散策にはもつてこい。
「パップンファイデーン」(野菜炒め)が宙を舞い、皿に盛り付けられるという、有名な曲芸料理が見られるのも、このナイトバザール。
市内には国内でも屈指の寺院があることでも知られているほか、郊外の東部つ方には滝と国立公園が点在する。


ピッサヌロークへのアクセス
空路
バンコック・ドンムアン空港からタイ国際航空(TG)が毎日3便運航(所要45分)。

空港
ピッサヌローク空港
空港から市街までのタクシーは50B。

鉄道
バンコク発ピッサヌローク行き:
7:05〜23:30の間、14本運行。
急行(スプリンター)も毎日8:25〜23:10の間、5本運行。
ピッサヌローク発バンコク行き:
毎日2:05〜23:29の間、14本運行。
急行も毎日2:05〜23:00の間、4本運行。所要約6時間、
エアコン2等席で運賃199〜339B。

長距離バス
バンコクの北バスターミナルからエアコンパスが毎日1時間おきに運行。
運行時間7:00〜16:30 所要6時間、218B。
チェンマイからも同じ本数のパスが運行 6時間、216B。
ノンエアコンパスがスコータイ〜ピッサヌローク間を頻繁に運行し、23B。
ピッサヌローク・バスターミナルは市街の東方2kmの所にあり、12号線沿い。
市街〜バスターミナル間を市パス N0.1が運行。または、トゥクトゥクかタクシー利用 約40B。



見どころ
ワット・プラ・スイー・ラッタナー・マハタート Wat Pra Sri Rattana Mahathat
現地ではワット・ヤイと呼ばれ親しみと畏敬の対象となっている国内屈指の寺院。
1357年に建立された、ピッサヌロークで最も重要な地位を占める寺院。
クメール様式の塔堂がある。
本堂には14世紀にさかのぽるブロンズ製、スコータイ様式の座像プラ・ブック・チンナラートPhra Buddha Chinnaratがまつられ、タイでも最高の美しさと称えられています。
宮廷職人の手で制作された礼拝堂の木製の扉に施された螺鋼(らでん)細工や壁の螺紙細工が有名となっている。
ブラ・ブック・チンナラートと同時期に建立された8mの巨大な立ち姿の仏像プラ・アッタロートもある。
本来大祠堂の中にあったものは崩壊し、現在はクメール様式の高さ3.6mの仏塔が敷地内の中心にあるす。当初はスコータイ様式のハスのつぽみの形をしでしたが、アユタヤ初期に手が加えられ現在の形になった。
毎年1月下旬にチンナラート仏を奉る行事が行われる。
毎日6:30−18:00、入場料:40B

民俗博物館 Folkiore Museum
シーナカリン大学のタウイ一博士がタイ各地から収集した、民芸品や家庭用品を展示。
陶器、台所用品、農耕器具、楽器なと伝統的な暮らしの様子や創造性を今に伝える。
ピッサヌローク・バスターミナルからトウクトウクかソンテウでウィスットカサー卜通りを目指す。
火〜日確日、入場料:100B

ナイトバザール Night Bazaar
毎晩日18:00〜翌1:00にナン川沿いで開かれる。
名物は水上レストランで作る「空飛ぷ野菜炒め」。
パップン・ロイファーと呼ばれる空心莱炒めを注文すると、フライパンから空高く放り投げるパフォーマンスを披露。
テーブルをにぎやかに盛り上げてくれる。


祭り・イベント
ロングボートレース祭り
ナン川沿いに広がるピッサヌロークの伝統行事として、雨期も終わりに近づきナン川の水位が最も高くなる毎年10月に開催される祭り。
舞台はプラスイー・ラッタナー・マハタート寺院前。
ボートの大きさやこぎ手の数がさまざまな7部門のレースや華やかなボート・パレードが見もの。
(マハタマラチャ仏入水祭り&ボートレース)

(参考資料:タイ政府観光庁TAT)