ランプーン

概要
古い石垣が残り、至るところ所にラムヤイ(竜眼)の木が見られる街。
林業の盛んな地方で、町には木造の建物が多く残っている。
鉄道駅前には切り出された木材を輸送していた大型のSL機関車がモニュメントとして展示されている。
1,400年以上も前から伝わる伝説でも語られる古代街のハリプンチャイは、モン族の血統をもったチャマテーウィー王妃が最初の支配者だった。
12世紀頃にマンラーイ王はこの街を統治し、ランナー王国に統合。
小さい地域ながらも豊富な古代遺跡の観光名所が豊富な町だ。
ラムヤイの栽培でも有名。
8月にはラムヤイ祭りが行われ、タイ産ワインなどの特産物が集まる。



アクセス
鉄道
バンコックから12〜14時間、6往復
チェンマイから30分、 6往復

バス
チェンマイから1時間、15分毎



見どころ
ワット・プラタート・ハリブンチャイ Wat Phrathat Hariphunchai
1108年、メンラーイ王が建立した高さ46mの黄金のチエディがきらめく寺院.
大きな青銅のドラを吊した赤い御堂とともにこの寺院の見どころとなる。
現在の様相は、1443年にチェンマイの王が修復したもの。
このお寺は大切な崇拝の場所として長い間信仰されている。
建築的には、美しいデザインで飾った古代型れんがのアーチとドアにある彫刻の一対のライオンが有名。
1108年、メンラーイ王が建立した寺院。高さ46mもの黄金のチエディやは必見。
寺院の向かいには、ハリフンチャイ様式の仏像などを展示した「ハリフンチャイ博物館」がある。^ ハリプンチャイ博物館は、9:00〜16:00、月・火休館、料金:30B

ワット・チャマテーウイ一 Wat Cham Thewi
通称ワットクードットと呼ばれている
仏暦1298年(西暦755年)にラヴオー(ロツブリー)様式で創建された。
高さ21mもの多層式石造の美しいチエディはインドの仏教の聖地ブッダガヤのチェディに似ている正方形の構造であり、周りに60もの仏像を支えるアーチが並んでいる。
チャマテーウイー王妃の遺骨は、このチエディの中に祀られている。
ランプーン市内中心部より牽で約10分。

ワットプラ・プッタバ−ト・ターク・パー
伝説では、お釈迦様が、一度ここにお泊まりになったとされている。
石床には、その時に付いたとされる、黄土色の法衣を干した跡と、お釈迦様の足跡が今でも残っている。

ドイ・クンターン国立公園
ランプーン県とランパーン県の間のクンタン山脈の自然に恵まれた県境にある。
チェンマイに向かう北部線の鉄道が通り、タイの中で一番長い全長1,352mのトンネルがあり、列車は、その距離を5分かけて通過する。
ここの山は密林と松林の両方に覆われている。

ワット・マハーワン
街の西へ続く道と古い城壁が平行して走っている道沿いにある。
チャマテーウイー王妃の時代に造られたもの。
ここに祀られている竜(Nak Prok)の彫像はチャマテーウイー王妃が、このお寺に持って来られたもの。
(参考資料:タイ政府観光庁TAT)