ゴールデントライアングル

概要
メコン川に面したタイ側の町で、対岸がラオス、西側がミャンマーの3国の国境が接する人気の観光スポット。
タイとラオスを隔てるメコン川と、タイとミャンマーを隔てるルアック川が合流し、この3国が国境を接する地帯をゴールデン・トライアングルと呼ぶ。
3国が国境を接するポイントを見下ろせる眺めの良い展望台もある。
メコン河畔に黄金に輝く大きな大仏が立っている。
メコン川沿いにはホテルが建ち並びメコン川にはスピードボートによる川上りクルーズなどもある。
ミャンマー側の森の中にカジノがあって、タイ側からルアック川の渡し舟と専用シャトルを運行している。
河畔から15分ほど奥に入ったところには、タイ王室肝いりでできたアヘン博物館がある。
麻薬の怖さを伝え、タイばかりでなく世界中が国を挙げてその撲滅に取り組んでいるというメッセージが伝わってくる近代的な大きい建物だ。


アクセス
チェンマイ市内からチェンライまでバスを利用。チェンライから、チエン・セーン行きのバスに乗り換え約1時間。



見どころ
メコン川のスピードボートでラオス側の寺院観光をすることもできる

日本人慰霊碑
丘の上にビルマ戦線で戦死した日本人の慰霊碑がある。

アヘン博物館 Hall of Opium Golden Triangle Park
黄金の三角地帯と呼ばれるこの地域は、アヘンの産地として知られ、悪名をとどろかせていたのは昔のこと。
アヘンの怖さを伝えるため、2001年にミュージアムが設立された。
王母陛下によって設立されたドイトウン開発プロジェクトの一環として建設されたもの。
アヘンの栽培過程やアヘン中毒になった人々の写真パネルなどの資料を通して、ゴールデン・トライアングルの歴史などを知ることができる。
アヘンに関する歴史的変遷やその恐ろしい悪害などを紹介している。満州王朝を崩壊に導き、勝者も敗者も不名誉となったアヘン戦争を引き起こした、帝国主義時代の貿易ルートを辿るアヘンの世界的道筋を辿る展示。
ここに訪れた人は、いかにして麻薬が日常の一部となってしまうか、またアヘンによる犯罪、闘争、不法ドラッグなどの社会に与える影響を理解する。
さらに、アヘン博物館は、麻薬の誘惑と戦う方法を、実際のケーススタディを通して提供し、麻薬を抑制した功績を紹介している。



ホテル
チェンライの項を参照


(参考資料:タイ政府観光庁TAT)