アユタヤ


概要

バンコック北75km、
チャオプラヤ川沿い。
南北約4km、東西6km、四方を川に囲まれた島状の街。
1350年、アユタヤ王朝の都として築かれた。
417年間、歴代35人の王たちが築きあげた数多くの遺跡は島状の中心部、周辺部、近郊にと点在。
最盛期には、東南アジア最大の都市として発展し、17世紀には日本と御朱印船により、1500人が住む日本人街も形成され、山田長政の名も知られている。
1767年、ミャンマー軍に滅ぼされたが、現在でも煌く寺院、朽ちた仏像など、数多くの遺跡が点在している。


アクセス
鉄道
バンコック中央駅からチェンマイ、またはウボン行きで約1時間30分。
1日約15本運行している。

バス
バンコック・北バスターミナルからアユタヤ行きが毎日15分間隔で運行されている。約1時間。

水上交通
チャオプラヤ川をのぼる。
リバーシティ、シャングリラホテルとオリエンタルホテル前の桟橋から毎日クルーズが運行されている。
午前8時出発の一日クルーズで昼食付き。約4時間。
ジェットボートをチャーターすると約50分で行く。
タクシー
ホテルから終日チャーターしてもそれほど高くない。
小グループの場合にはミニバンが便利だ。
市内の流しのタクシーより若干高いが、安全、安心、快適性からホテルに相談するといい。
市内の交通機関 [#x17cdc1a]
アユタヤに滞在している場合には、いろいろな交通機関を試してみることができるが、とにかく暑いので、短時間でたくさんの寺院や博物館を回り事は避けるべきだ。

ハイヤー
比較的安くて快適なので、イチオシだ。
街中で見かけるタクシーより明確な料金設定で確実。ホテルなどで予約するといい。近郊へも便利だ。

トゥクトゥク
街でよく見かけるエンジン付きの小型三輪車。
料金は交渉制で、一日チャーターした方が効率がよく回れる。
ハイヤーより割安ではあるが、エアコンはない。
目安は1時間で300−400B。

レンタサイクル
の手頃な料金と気軽さが人気のレンタサイクルは、街のゲストハウスで借りることができる。
東西約7km、南北約4kmのアユタヤの街は自転車でまわるには適度な大きさではあるが、しっかり地図で確認しながらゆっくりのんびり走るよう心掛けないと熱射病になってしまう。1日約70B。



観光ポイント
ワット・プラ・スィー・サンペット Wat Phra Si Saphet
王宮跡 Grand Palace
ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット Wiharm Phra Mongkhon Bophit
クン・ペーン・ハウス Khun Phaen House
ワット・ラージャブラナ Wat Ratchaburana
ワット・スワンダーラム Wat Suwandaram
スリーヨータイ妃のチェディ Chedi Phra Si Suiyothai
ワット・マハタート Wat Mahathat
チャンカセーム国立博物館 Chankasem National Museum
ワット・ロカヤスタ Wat Lokkayasutha
ワット・プララーム Wat Phraram
ワット・チャイ・ワタナーラム Wat Chai Watthangram
チャオ・サン・プラヤー国立博物館 Chao Sam Phraya National Museum
ワット・ナー・プラメン Wat Na Pramen
ワット・プラチャオ・パナンチューン Wat Prachao Phananchoeng
日本人町跡 Japanese Settlement
ワット・ヤイ・チャイ・モンコン Wat Yai Chai Mongkhon
ワット・プーカオ・トーン Wat Phu Khao Thong


近 郊
バン・パイン宮殿 Bang PaIn Palace

ワット・ニウェート・タンマプラワット Wat Niwet Thammaprawat


ワット・プラ・スィ・サンペット Wat Phra Si Saphet
?3人の王の遺骨を納めた3基の仏塔
?1491年創建の王室守護寺院で、バンコクのワット・プラケオに匹敵する重要な寺。
?境内に残る朽ち果てた3基のチエディ(仏塔)はアユタヤーの象徴的建造物だ。
?1500年にはラーマテイボデイ2世が高さ16m、総重量117kgの、黄金で覆われた仏像を建造するなど栄華を極めて セイロン様式の3基のチエディいたが、ここもビルマ軍の破壊を免れなかった。
(アクセス)
アユタヤ一駅から車10分


王宮跡 Grand Palace
?最初の宮殿が1426年に焼失した後、現在地に再建。1767年に大部分をビルマ軍に破壊されたが、跡地に立てば往時の面影が偲ばれる。
料金30B(ワット・プラ・スイー・サンペットと共通) 8:00〜18:00 無休
(アクセス)
アユタヤ一駅から車10分


ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット Wiharm Phra Mongkhon Bophit
?ブロンズ像としてはタイ最大、高さ17mのプラ・モンコン・ボビット仏を安置する寺院,
1603年にラーマテイボデイ2世が建造した仏像は今はブロンズだが、当初は全身に金箔を施した絢爛豪華なものだった。
寺はビルマ軍に破壊されたが、1951年に再建されて華やかさを取り戻している。
入場無料 8:30〜16:30 無休
(アクセス)
アユタヤ一駅から車10分