空 港
2つの空港、3つのターミナルがある。
クアラルンプール新国際空港
同じ滑走路を使えうが、旅客ターミナルが全く異なる2か所に分かれる。
KLIA(Kuala Lumpur International Airportの略)ターミナル
LCC(Low Cost Carrier)ターミナル
両ターミナルともクアラルンプールの南50km。
両ターミナル間は連絡バスで20分。

KLIA
国際線、国内線がひとつのターミナル内にあり乗継にも便利。
空港フロアmap
http://jp.malaysiaairlines.com/info/klia/floormap.html

LCC
格安航空会社Air Asiaは専用ターミナル。
KLIAより20km、乗り継ぎの場合にはKLIAにて通関後連絡バスで移動する。約20分

空港〜市内
タクシー:
大きな荷物がある時はタクシーがおすすめ。
前払いの固定料金制。KLIA、LCCともおなじ
KLIAでは空港ロビー内の「TAXI」表示のタクシーカウンターでまず行き先を告げて切符を購入する。
バジェットとプレミアと2種類あり、バジェットは中型の通常のタクシーで若干安い料金設定となっている。、料金バジェット:約RM70 
プレミアは日本のハイヤーと同じタイプの心地よい黒塗りの車:約RM90 所要時間約1時間
荷物の数によってはバジェットでは乗り切れない場合がある。
LCCは到着手荷物受け取り場内にカウンターで販売している。人数と荷物の数によって決められる。料金は約RM90

鉄道;
2つのルートがある。同じ路線を走る。
KLIAエクスプレス(特急列車)
KLIA←→KLセントラル駅をノンストップで約15分間隔で運行。所要時間28分。空港から乗る場合チケットは原則KLIA駅で購入するが、チケットを購入せず乗車し、KLセントラル駅にて支払うことも可能。KLセントラル発KLIA行きの場合は事前にチケットを購入しなければならない。
料金は片道大人RM35 子供RM15 往復大人RM70子供RM30

KLIAトランジット(普通列車)
途中、Bandar Tasik Selatan/Putrajaya・Cyberjaya/Salak Tinggi駅に停車。約30分間隔で運行。所要時間36分。
料金は片道大人RM35 子供RM15 往復大人RM70子供RM30
KLセントラル駅の空港行き電車の案内には日本語表示もされている。

エアポートバスバス [#h6d407ab] エアポートバスはKLセントラル駅前行きとエアポートバスターミナル行きがある。
各ホテルまでの交通手段はタクシーとなるので、KLIAエキスプレスが便利だ。
エアポートバスは空港(KLIA)のメイン・ターミナルビルの到着ホールチケット売場で切符を購入。1時間ごと。所要時間約1時間以上RM10。所要時間は2倍になるが、料金は3分の1以下と安い。
指定ホテルからKLIAまではバス会社に連絡すると迎えに来てくれる。RM25
Tel;03-8787-3894
LCC行きはKLセントラル駅前に、2社のバス会社が競争で呼び込みをしている。
KLIAへの空港バスはLCC行きバスの近く外側にのりばがある。
市内から空港へはKLセントラル駅までタクシーやLRT、モノレールなどで行けば、KLIAへはKLIAエキスプレス、またはエアポートバスがあり、LCCへは駅前からのバスが便利だ。
RM8〜9


スパン空港 Subang Airport
(スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー)
パンコール島、ティオマン島を発着するベルジャヤ航空などが運航している。
KLIAからこの空港へはタクシーしかない。約45分かかる。
たとえば、パンコール・ラウへ行く場合には、この空港からパンコール本島へ飛び、そこから出迎えのバスで港まで30分、船で20分かかる。パンコールへのフライトはベルジャヤ航空で週5便1日1往復となっている。したがって、日本からクアラルンプールで同日乗継でパンコール・ラウまで行くことはできない。

空港〜市内
タクシー
到着ロビー内のタクシー・クーポン売り場でチケットを購入し、出口にいるタクシーの運転手に渡す。 その際に行き先をしっかり伝える。所要時間 約30分、料金行き先によって異なる約RM36〜50
KLIAへは約1時間で約RM90

バス;
路線バスになる。


長距離バス
KLIA(クアラルンプール国際空港)発着
KLIAからも長距離バスが運行しており、イポーやクアンタン、テメローへ行くことが可能。
空港からのバスは本数が大変少ないので、日本からの国際線で到着した場合ほとんどの場合が乗り継げない。

クアラルンプールのバスターミナル発着
市内プドゥラヤバスターミナルから、ほとんどの長距離バスが発着しています。2階がチケット窓口と売店、1階が乗り場です。2階には60を越すチケットブースが並び、それぞれのバスの行き先と時刻・料金が窓に貼られています。自分の希望に合うブースでチケットを購入後、チケットに書かれている乗り場にてバスに乗車します。
一日中混雑しているところで、大きい荷物を持って移動するのは大変苦労する。できれば前日までにこのターミナルを下見しておいた方がいい。
前日には切符も買えるので、事前購入を勧める。
ターミナル内は出入りのところで階段が多く、重いスーツケースなどを運ぶのは結構苦労する。ポーターなどいない。
ターミナル内にあっせんする人たちがいるので、たくさんある窓口がどこかわからない場合などはその人に頼んだ方がいい。無線機片手に張り切っている中年の女性などが手際が良く安心できる。

主な路線
ペナン(バタワース) 7時間 RM25前後
ジョホールバル 6時間 RM20前後
イポー 4時間 RM12前後
クアンタン 5時間 RM15前後
キャメロンハイランド 5時間 RM13前後
シンガポール 7時間 RM25〜30
マラッカ 2時間 RM8前後
ハジャイ(タイ) 10時間 RM35前後
バス会社と運行スケジュール出発時刻はバス会社によっても異なる。
主要都市へは30分〜1時間間隔で運行されている。
バス会社(ホームページ上で路線と出発時刻の検索が可能)
車内はエアコンがきいているので、防寒対策に薄手の上着を必ずご持参下さい。
ターミナルで呼び込みをしてできるだけ満席状態にして出発させたいため、大体30分くらい遅れて発車する。

Transnasional
マレーシア最大のバス会社で、マレーシア国内の各都市へ運行している。
TEL:03-20703300

Plusliner
ペナン島やジョホールバル、シンガポール行きのバスを運行。
TEL:03-20702617

Mara Liner
クアラルンプール発着バスの他マラッカ発クアンタン行きのバスなども運行
TEL:03-26979797

タクシー事情
クアラルンプールやペナン島などはメーター制を導入している。
主要都市市内では専用のりばのほかに流しを拾うこともできる。
メーター制のタクシーは屋根に「METER」のサインがあるので確認して利用するといい。
クアラルンプール市内には通常のタクシーより若干料金が高いプレミアタクシーもある。

長距離タクシー
クアラルンプールから各都市へはタクシーで行く場合には、料金は交渉となるので、乗る前に運転手と交渉して料金を確認して利用する。

主な都市への料金と時間の目安
クアラルンプール市内から;
シャー・アラム RM 70 45分〜1時間
キャメロン・ハイランド RM 200 3時間半〜4時間
ゲンティン・ハイランド RM100 1時間
フレイザーヒル RM400(往復料金) 2時間
ルムッ RM150 2時間〜2時間半
イポー RM200 2時間半〜3時間
クアンタン RM200 3時間
マラッカ RM120 2時間


市内の交通

タクシー
KL市内のタクシーはメーター制で、基本料金は最初の2キロまでRM2となっているが、殆どのタクシーはメーターどおりには行かない。
乗る前に行き先を伝えて料金を確認して納得してから利用することを進める。市内は着かければRM5〜10が相場。
結構雲助も多く、なんだかんだといってRM15〜20を言ってくる。特にKLCC周辺は悪質でガードマン風の整理係とグルになっているようだ。KLCCからはLRTを利用した方がいい。


プレミアタクシーと言われるハイヤーが利用できるが、流しがないのでホテルで頼むといい。初乗りがRM6と割高ですが、ぼったくりの心配もなく気持ちのいいたびが出来る。
車種はバンとセダンタイプがあり、人数によって選択できる。
貸切り料金はセダンで1時間RM60、終日8時間ではRM350.

プレミアタクシーの連絡先の一部
ペンペナ・エグゼクティブ・タクシー Pempena Executive Taxi Service 
TEL:603 -2161-6911
http://www.tourismtaxi.com


鉄道
路線網は余り充実していないが、市内を歩く旅行者にとって最も快適な交通機関だ。
市内を運行するモノレールとLRTは乗車券の買い方は同じだが、経営が全く別のため運賃体系に互換性がない。それぞれ別々に購入して終了する。
路線網が多くないため、パスなどの発行がされていない。

高架鉄道(LRT)

1996年12月に開通。クアラルンプール市内と近郊を結ぶ交通手段。5〜10分間隔。
2つの路線がある。最近名称が変更されている
アンパン線 Anpang (旧名;スターLRT)
ケラナジャヤ線 Kelana Jaya (旧名;プトラLRT)
出札所脇の運賃表示を見て行き先の駅名を出札係員に伝え料金を差し出す。
一部の駅は自動発売気もある。
切符は磁気カードになっている。
自動改札の挿入して出てきたら通過できる。
到着駅でこのカードを自動改札機が回収する

KLモノレール

2003年8月に開通した市内中心地だけの移動手段。市内の繁華街を通るので利用頻度も高い。
KLセントラル駅からティティワンサ駅までの約20分間の区間を5〜10分間隔で運行している。
乗車券の買い方はLRTと同様に行き先別に出札所で磁気カードを購入。

KTMコミューター
国鉄が運行する近距離鉄道。クアラルンプールセントラル駅を基点にして、郊外へ運行している。


KL HOP-ON HOP-OFF バス
2007年1月より運行している、毎日朝8時半から午後8時半まで30分間隔でKLの市内を2階建てバスで巡回する観光バスです。1日券を購入すれば、1日何度でも乗り降りが可能です。
ツアー中は8つの言語にてクアラルンプール  の歴史と観光地の説明がお聞きいただけます。


チケット料金
大人:38リンギット(5人以上のグループの場合、1人32リンギット)
子供:17リンギット(5歳以下の子供は無料)

購入方法
現地旅行代理店、ホテル、またはバス車内にて購入可能。


バス

市内を網羅していて市民の日常の交通手段となっている。
路線番号と行き先がバスのフロントに表示されている。
エアコンは完備されている。
路線が複雑で車内アナウンスがないため、短期滞在の旅行者には不向きだ。




市街地

ブキッ・ビンタン通り周辺
ショッピングモールが集まっている。ファッショナブルなショッピングモールが建ち並ぶ界隈で、旅行者に

人気のある地区

トゥンク・アブドル・ラーマン通り界隈
マスジット・ジャメ
チャイナタウン
セントラルマーケット


KLCC周辺
ツインタワーとその下のショッピングモールSuria KLCC
チョウキャットChow Kit
大きなマーケットのある庶民の町。
PWTC(プトラワールドトレードセンター)




市内の見どころ
通常のツアーの市内観光は半日で午後の半日は近郊のバトウ洞窟観光が中心となっている。
見所が少ないので、お土産店巡りが多くなっている。
バティック、錫製工芸品のピューターなど、チョコレート、皮革製品、シルク織物などなどとなる

王宮 Istana Negara(イスタナ・ネガラ)
下車・衛兵と記念写真

ムルデカ・スクエアMerdeka Square (独立広場);

国家記念碑National Monument

KLCC ;
Kuala Lumpur City Center ツインタワーに挟まれるように位置するスリアKLCCショッピングモールSuria KLCC
LRTアンパン線KLCC駅下車

ペトロナス・ツインタワー Petronas Twin Tower;452m
スカイブリッジ41階へ無料で昇ることが出来るが、時間により人数が制限されているため、整理券が配布されている。通常3時間くらいかかるので、朝早くに行って整理券だけとってくるといい(8時30分から配布開始
LRTアンパン線KLCC駅下車

KLタワー(ムナラ・タワー)Munara KL Tower
現在世界で4番目の高さを誇るテレビ通信の施設。421m
展望台276mは360度展望できる。オーディオガイドマシンを貸してくれる。日本語チャンネルもある。

PWTC ワールドトレードセンター


郊外
バトウ洞窟 Batu Caves; 
ヒンズー教徒の聖地

ティティワングサ湖畔
市民の憩いの公園になっている。
ここからは2つのタワーが一望できる。日中はかすんでいることが多いが、夜景がすばらしい。
観覧車もある。
近くにはオペラハウスもある。

国立動物園

森林研究所FRIM

セパンF1サーキット

レース瓦解される日やその前を除いて見学できる。
空港((lcc)に近い


クアラゥンプール周辺
シャ・アラムShah Alam; 
南西25ku

スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク
マレーシア最大、ミナレットは世界一

マレーシア農業公園; 
1295ha

クラン
30kmの貿易港町
クラン生まれの福建系名物料理肉骨茶(バクティー)

クタム島(カニ島)
海鮮料理で有名なマングローブの島

スレンバン

クアラ・スランゴール; 
約70ku、

ムラワティの丘;

自然公園

バードウオッチングの名所

ポート・ディクソンPort Dickson
クアラルンプールから100km、手軽のリゾート地

テロッ・ケマン
公共海水浴場

ラチャド岬
(タンジュン・トゥアン)


ホテル
クアラルンプールは町が大きく、終日、中心地は交通渋滞が起きて移動に時間がかかるので、滞在地は目的に合わせて地域をまず選択すべきだ。
観光目的の滞在なら、繁華街のブキビンタン通り周辺が便利だ。ショッピングモールも多く、食事をするのも不便ではない。
歩道も整備され歩きにくいこともなく、気持ちのいい散策もできる。
ワールドワイドにチェーン化されているホテルは滞在費も高く、ホテル内の食事も決して安くない。
市内の中心地にある4星レベルが割安感があり、周辺のモールで食事をすると安く上がる。
モールの中にもフードコートとは別に専門店街もあり、暗い夜道を歩いてありこち行かなくても希望の食事が食べられる。
徳治中国料理はどこもおいしいところがあり市内より安いのでお勧めどころだ。

クアラルンプールのホテルリスト


食べる
ショッピングモールが沢山あるこの町では地元の有名レストランが殆どテナントとして入っているので、旅行者には市内へタクシーなどで行くより便利だ。
モールによって個々にテーブル席を設けているところと沢山の店が軒を連ねて中央の共有のテーブルまで自分で運んできて食べるスタイルのフードコートがある。
屋台街;アロー通りにあり、200 mほどの通りにさまざまな屋台が立ち並ぶ。

日本料理レストラン
日本人駐在員も多い都市で和食専門のレストランも少なくないが、現地のレストランより高めのためショッピングモールには少ないし、日本語を使った看板でも和食まがいのものがあるモールもある。

クアラルンプールの日本レストラン

ショッピングモール
クアラルンプールには巨大なショッピングモールが次々とオープンし、古くからあるモールではテナントが出て行ってしまって閑散としているところもある(KLプラザなど)。

パヴィヨン Pavilion KL
2007年12月にブキビンタン通りにオープンした地上7階地下1階の巨大モールで、テナントの数は450あり、地元の人にも人気となっている。特段並外れたヨーロッパの一流ブランドよりも市民にとって少しレベルの高いグッズが中心になっているので多くの人たちが訪れている。地下のフードコートは大変広く、この国で食べてみたい料理が勢ぞろいしている。
10:00〜22:00 無休