ガーフ・ダール環礁 Gaafu Dhaalu Atoll  (南フワドゥー環礁 South Huvadhu Atoll)

概要
行政区が南北2つのに分かれているフワドゥ一環礁の南半分になる。
長さ70km、幅50kmという世界で2番目に大きい2240kuの環礁で、フワドゥ一環礁で島の3分の2はガーフ・アリフ環礁にある。



データ
人口:18767人
主島:ティナドゥー Thinadhoo
マーレからの距離:360km
島数:153
人の住む島:9
リゾート島:1


アクセス
マーレからガーフダール環礁ティナドゥー島近くの力ーデイツドゥー島の空港ヘアイランド・アビエーションが定期便を運航している。



主な島
ティナドゥー島 Thinadhoo
この環礁の首都。人口約5000人でこの一帯の商業・社会の中心となっている。
1960年代にマーレに対して反乱というのを起こし、政府はそれ以降見せしめに島を焼き払い、一時無人島になっていたことがある。

ガッドゥー島 Gadhdhoo

ティナドゥー島が無人島と化していた時期から人口がこの島に増加し関発が進んでいる。
トウンドゥクナーで有名な島。これは、近隣のフィヨーリー島で生育するハーと呼ばれる葦を原料にして、複雑に織って作られたマット。
トウンドゥクナーはモルディブ独自のお土産のひとつでマーレやリゾートのお土産屋でも売られている。

ワードウー島
マーランドゥーモスクには四角い飾り板でつくられた浴場がある。
昔、このモスクは寺院だった可能性もあるが、アブル・バラカートウ・ユースファル・パルバリーによって建てられたと信じられている。
彼はこの国をイスラム教に改宗させた男だ。モスクの内部は美しい木の彫刻とアラビア模様がほどこされている。
隣接した墓地の墓石にはデイヴェス文字の見本も見られる。
この島には2つの塚がある。

ガン島

赤道に隣接するこの無人島には遺跡がいくつかある。
約3000年前に建てられたときれる巨大なピラミッド、ワダマガ・ハヴィッタは529mにもおよんでいる。
卜ール・ヘイエルダールはこれはステップ付きのピラミッドだという。
メソポタミアやコロンブス以前のアメリカの太古のピラミッドのように四方に儀式用のスロープがついていた。

フィヨアリ島 Fiyoari
古墳が発見されており、昔から人が住んでいた島とされる。