韓国現地情報

物価目安;
ソウルでの価格の目安は日本の半額ほどと考えればいい。
地方では若干安い。

交通費
初乗りは日本の半額ほどだが、少し長い距離を利用すると、大幅に割安感が出る。
地下鉄10km圏内まで1,000ウォン、その後5kmごとに100ウォンが加算.

タクシーは初乗り2,400ウォン(2kmまで)、35秒または144mごとに100ウォンずつの加算.

食費
一般的なレストラン
韓国料理では、
ビビンバを1万ウォン前後、
サムゲタンは1万2000ウォン前後、
キムチチゲやスンドゥブチゲなどは、5,000〜8,000ウォン程度
牛焼肉ロース 200gで3〜4万ウォン前後が平均的。

軽食
ピザハット (ペペローニ M:15,000ウォン L:20,000ウォン )
マクドナルド ビッグマックセット 5,000ウォン(\560)

飲み物・嗜好品
ミネラルウォーター 500cc 900ウォン(\56)
スターバックス・ドリップコーヒー:(ショート)3,500ウォン〜
コカコーラ(500ccペットボトル)1,100ウォン、(250cc缶)850 ウォン
瓶ビール 1,500〜3,500 ウォン
マッコリ (240cc缶)800ウォン
牛乳(1リットル) 2,500 3,000 ウォン
タバコ (1箱2,700〜3,000 ウォン
CD・DVD CD1枚15,000〜20,000ウォン  DVD1枚20,000〜25,000ウォン


ビジネスアワー
銀行
9:00〜16:30 土・日曜・ 祝祭日休み

官公署・民間企業
9:00〜18:00 土・日曜・ 祝祭日休み

郵便局
9:00〜18:00、土・日曜・ 祝祭日休み

デパート・商店 ;
10:30〜20:00 土・日曜・ 祝祭日10時30分-20時
休業日は店によって異なる。
ただし夜がピークとなるソウルの繁華街のなどは午前中から深夜遅くまで営業している。

レストラン;
一般に10:00〜20:00だが、24時間営業も多い。また旧正月と旧盆を除き年中無休の店が多い。
昼だけとか夜だけのメニューではなく、営業時間中はだいたい同じものが食べられるようになっている。 

コンビニエンスストア;
24時間営業。カップ麺などを店内で食べられるのが日本と違う。


チップ
チップの習慣はない。
高級レストランやホテルでは基本料金にサービス料10%を付加する場合もある。


飲料水
水道水は硬水。生水は飲まないほうがいい。
ミネラルウォーターはコンビニで入手できる。
食堂で出される水は煮沸したお茶を冷ましたものか消毒加工水を出しているというが、心配ならミネラルウオーターをオーダーすべきだ。。


トイレ事情
トイレットペーパーが水に溶けにくいために、水に流すと便器が詰まってしまうので、鉄道駅のトイレなどには、「紙はチリ箱へ」と表示がある。

洋式便器に慣れていないおばさんがまだ多いため、便座がビショビショに汚れていることがある。
モールや飲食店にトイレでは多くがトイレットペーパーは備わっているが、ない場合に備えて、いつもポケットティッシュを携帯しておくべきだ。
飲食店などでは、ビルの中で共用されていることが多いため、部外者排除のため、店が鍵を貸してくれる。トイレットペーパーもないところでは店員からもらっていく場合もある。
飲食店では男女共用のところが少なくない。


税金
10%の付加価値税(VAT)がすべての消費に対しかけられている。
通常は料金にすべての税金が含まれている(内税)。
ただし、一流ホテルや高級レストランなどの場合、メニューに書かれている価格に10%の付加価値税が含まれていない場合もある。


喫煙・禁煙
公共の施設内や一般のオフィスビル内とその周辺では禁煙。
ソウル市内では、歩きながらの喫煙も禁止。所定の喫煙エリアのみ可能。
ホテルは喫煙化のフロアと禁煙フロアがあり、喫煙フロアでの喫煙は厳しく規制されている。
空港内や周辺も公共の施設となるので、完全禁煙だ。
韓国は喫煙マナーが厳しい国なので、十分理解をしておかないといけない。


マナー・常識・慣習
儒教の教えが子供のうちからしっかり植え込まれ、その影響が現在の一般社会生活にも色濃く残っている。
上下関係に厳しく、社会的に目上の人の前での喫煙や、酒の席で年上の人より先の飲酒は礼儀違反とされている。他人に背中を向けて酒を飲んだり、喫煙することも失礼にあたるとされる。
相手が喫煙しない場合には、許可を求めてから、火をつける。
女性の喫煙がまだそれほど多くない韓国では、喫煙所など、公衆の目の届くところで女性が喫煙していると、通りすがりのおじさんが叱責することがある。
女性の喫煙者は、必然的にトイレや、酒場、カフェなどで吸うようになっている。


朝鮮半島全域を、自国の領土に定めており、北朝鮮も自国の領土と主張し、両国の領土は完全に重複している。
しかし朝鮮戦争以降、軍事境界線(38度線)を境に北半部は北朝鮮が、南半部は韓国が実効支配している。
統治する国家によって南北で2種類の異なる呼び方がなされている。
北側では朝鮮、南側では韓国と呼ばれ、互いに他方の名で呼ばれることを嫌う。
したがって、韓国では朝鮮と名のついていたものはすべて「韓」に置き換えられている。朝鮮語⇒韓国語
朝鮮民族⇒漢民族
朝鮮半島⇒韓半島
など。
日本人同士話をするときでも、十分配慮しなければならない。


治安状況
治安は比較的いい方だが、日本人旅行者を狙ったスリやひったくり、置き引きなどが多い。ソウルなど親しく日本語で声を掛けてきて、バーや飲食店へ誘われてぼったくりの被害に遭うことも少なくない。女性への性的犯罪もある。地元の人に似せて派手な服装をしていたりすると被害に遭いやすい。
タクシーで不当な料金を請求されるトラブルもあとを絶たない。特に深夜に被害が多い。


トラブル
韓国民は、子供のうちから学校教育で韓国の歴史教育がしっかり行われ、独立までの日本が統治していた時代に、日本人が如何に惨いことをしてきたかを教え込まれている。
そのせいもあって、日本には何かにつけて対抗心を燃やす。
そのことはスポーツ競技でもあらわれていて、日本には負けてたまるかと選手ばかりか応援するスタンドまで熱くなる。国のために尽くすということが徹底的に叩き込まれている。
旅行者といえども、現地で親しくなった人たちと、酒を酌み交わす仲になっても、言い争いは極力避けることだ。どんな理屈が通っても、納得などしないし、自分たちの主張を押し通す。
政治的な問題がクローズアップされている時期は、観光客と言えどもトバッチリを食うことがある。
とくに、5年ごとに行われる大統領選挙前の1年間は両陣営とも反日を声高に叫んで国民の共感を得ようとする。
民間レベルの交流などを予定していても環境は悪化する。

韓国に限ることではないが、ナマモノを直接口に入れるのは非常にリスクが多い。
刺身やフグ料理を出す店もあるが、レベルの高い店を選ぶことだ。
魚介類は加熱して食べるようにする。
屋台や大衆食堂ではナマモノは避けよう。特に夏は危険だ。