通 貨
ルピーIndian Rupee (INR) (Rs)  補助 パイサ(P)
紙幣:1、2、5、10、20、50、100、500、1000ルピー
硬貨は10・25・50パイサ、1・2・5ルピーがある。

レート
US$ 1= 52.78インド・ルピー(2012年)
1ルピーは約1.5円(2012年)

両替
許可を受けた両替所で両替しないと、後日ルピーを元の通貨に再両替の際の必要な証明書がもらえない。
両替の際には必ず両替の証明書を受け取ること。
私設の両替所で両替することは、インドの法律で禁止されている。贋金を渡される危険もある。
USドルまたはユーロからはどこでも両替できるが、日本円はデリーやムンバイの空港では両替可能。
500ルピー札や1000ルピー札は一般商店ではおつりがないことが多いので、両替の際に一部をその場で小額紙幣に換えてもらっておくといい。
USドルまたはユーロの現金は、土産物屋、中級以上のレストラン・ホテルではそのまま使用できる。ただし、おつりは現地通貨で返される。
紙幣が破れていてセロハンテープで補修してあるものは商店でも受け取りを拒否されるのでおつりを受け取る際に確認しておく。


時 差
日本 -03:30  GMT+5:30(夏時間DST: なし)


電気・通信事情
電圧:220V50Hz
プラグ;B3、BF、Cタイプが主流。
テレビ・ビデオ方式;PAL方式、DVDのリージョンコードは5

通信事情
公衆電話ではなく電話屋さんがある。
黄色や白色の地に「PCO、STD、ISD」などの看板が電話屋。
国際電話がかけられるのはISDだけ。

インターネット
モジュラー形式;インド/イギリス/RJ-11と様々になっている。
主要都市の一部の高級ホテルでは各部屋からインターネットをつなぐことができる。ホテルの予約手配する際に確かめたほうがいい。
主要な都市や観光地にはインターネットカフェがある。
日本語対応できるPCを置いているところもある。

国際通話の国番号; 91


郵便事情
インドは世界最大の郵便ネットワークを持っているといわれているが、その効率も世界一悪い。
はがき・封書だけでなく小包も100%着実に届くことはまずないと思わなくてはいけない。ときに中身が抜かれたりすることもある。高価なものや大切なものはおくってはいけない。
すべて郵便局で出さなくてはいけない。
日本への所要日数は予定では航空便で1週間ほどになる。ただし、地方都市から送った場合はもっと時間がかかる。デリーやムンバイなど、日本との便がある都市で発送するのが早く比較的着実に到着する。
ハガキや手紙は中央郵便局GPO、小包は外国郵便局FPOから送る。
小包は大都市からしか送ることができない。
郵便局のEMS便はネットでトレースできるが、インドサイドがでたらめになっているので信用できない。
ツアーリーダー(添乗員など)はこのことをしっかり告げておかないと後で面倒なことを引き受けざるを得ないことになる。客は困るとすぐに添乗員に責任を負わせようとする。
郵便局の営業時間:一般的に月〜金曜10:00〜16:30。
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気 候
北インド平野部(デリーなど)
4〜5月は似中40度を超えるが乾燥している。
6〜9月の雨季には気温はやや下降。ビハールでは多雨だが熱気は減少.
11〜2月は乾季、昼間は20度台、晴天が多い.

ヒマラヤ山脈南側(ダージリンなど)
4〜5月は避暑に最適.  6〜9月は雨季だが緑が多い.山地の聖地巡礼には最適
10〜2月は空気が澄みヒマラヤの展望ができる。
12〜1月は高地はかなり寒冷

北部山岳地域
標高3500mのレーでは12〜1月には零下になる。5〜9月はベストシーズンだが、日陰はかなり冷える。降雨量は年間を通して少ない

タール砂漠周辺(ジャイプールなど)
4〜5月は40度を超える日もある. 6〜9月の雨季でも雨量は少なく、気温がやや下り過ごしやすい。昼夜の気温差が大きく、12〜1月の朝晩は寒い

西海岸域(ミンバイなど)
気温は年間を通じて30℃前後だが、6〜9月はモンスーンの影響をまともに受ける。
インドでも最も多雨の地域。

西海岸南部(コーチンなど)
年間を通じて気温差が小さい.、平均最高気温は32度を超えることが稀で最低気温が20度を下回ることはない.。  モンスーンの影響で5〜11月に雨が多い.

デカン高原(バンガロール)
4〜5月には30度を超えるが、年間を通じて涼しく過ごしやすい。
5月頃と9〜11月には雨が降るが雨量は多くない.

東海岸域(チェンナイ(マドラス))
4〜6月、40度近くで、湿気もある.。 7〜9月には気温は少し下がり、雨も少ない.
この地域の雨季は10〜12月、気温は30℃以下になり、少ししのぎやすくなる。
1〜2月でもそれほど冷えず、海で泳げる.

ガンジス河下流域(カルカッタなど)
4〜5月は気温は30℃台だが、湿気がある。 6〜9月に最も多雨。 11〜2月の冬の乾季、~気温は20度台。

山岳地帯は高山気候、ガンジス川中上流は温帯、西部のパキスタン国境地帯は乾燥気候、沿岸部とデカン高原は熱帯サバンナ気候である。モンスーンの影響が強く、冬季には北東風、夏季にはインド洋から吹き込む南西風が卓越する。この南西風の影響で西海岸やヒマラヤ山麓には多量の降雨がある。特にアッサム地方は世界最多雨地の1つ。


服装
冬はデリーでも薄手のコートとセーターが必要。南インドでは日本の秋とほとんど変わらない。湿気がなく汗ばむことはない。

インドへ持参すると便利な持ち物

虫除けスプレー
ガスのはいったスプレーはは持ち込めない。ポンプ式のもの。

蚊取り線香
現地でも手に入るが、効き目がない。
携帯できる電池式のものが便利だ。装着する薬品を多く持参すること。

懐中電灯
都市部では停電は少ないが、地方都市では1日に何度も停電することがある。
また、石窟寺院の見学にも役に立つ。予備電池も忘れずに。 インド製はパワーが弱くすぐ電池が切れてしまう。

ティッシュペーパーとビニール袋
インドのトイレには紙がないし、紙を流すようなつくりになっていない。外国人旅行者が宿泊するホテルや一部の高級レストランでは心配ないが紙の質が粗悪で固いところもある。外出用の折りたたみんであるものとロールのペーパーも持参するといい。

ウェットティッシュ
外出している時だけでなく、紙幣なども相当に汚染されている。食事など飲食の旅に手吹きを励行する。トイレにも手洗い場などない。

日焼け止め
冬でも紫外線は強く、日焼けする。

常用薬  
インドの薬は日本人には強すぎるものが多い。

うがい薬
非常に埃っぽいのでホテルに入ったらまずうがいをすることを習慣にした方がいい。

目薬
街が埃っぽい。
市販されているが、薬局で症状を説明するのが難しいので適切なものを調達しにくい。
折りたたみ傘
とくに北部では突然のにわか雨もある。

マスク・スカーフ
市街地も道路も埃っぽいので、埃よけのため。

水筒または日本のペットボトル
現地のペットボトルは湯を注ぐとぐにゃぐにゃに溶けてしまう。
出発の空港のセキュリティを通過した後にお茶などを購入するといい。
乗継便でインドへ入る場合には、途中の乗継空港でのセキュリティで没収されないように空っぽのペットボトルにしておく。

汚れてもいい靴下
寺院などで靴を脱いで見学するところが多いので、汚れても目立たない靴下が便利だ。
脱いだり、吐いたりを繰り返すのではきやすい靴がいい。さんダリも便利だ。

コンセントプラグアダプター:
地域によってもホテルによってもコンセントのタイプが異なるので、マルチなものや対応できるものを持参する。
コンセントの位置によっては1〜3mのコードを必要とする場合がある。
デジカメのバッテリーは毎晩必ず充電しておく。

双眼鏡など
巨大の遺跡で小さく見える石像などの観察に便利だ。、

旅行手配事情
インドの旅行ガイド
主な観光地では、英語を話せるガイドを雇うことができる。大都市では日本語を話せるガイドの手配も可能になる。ただし通訳に適しているレベルは難しい。
正規のガイドには観光省発行の許可証が付与されている。
文化保護のために入場を制限している建物や遺跡があり、そのような場所には許可証を持ったガイドしか入れない。
無許可のガイドの方が安い場合がある。