インドの仏蹟(仏陀の歩いた道)

ゴータマ・シッダールタは、ルンビニ(現在のネパール)に誕生。
裕福なシャカ族の王子として成長するが、29歳のとき、世の中の争い事に無常を感じ、全てを捨てて出家する。
そして苦行を積んだ末、ついに悟りをひらき、ブッダ(覚者)と呼ばれるようになる。そして35歳で悟りを開いた後、80歳で入滅するまでの45年間をブッダは仏教の教えを説くために各地を旅してまわっる。
ブッダの生涯のなかで転機となった地を4大聖地、8大聖地と呼ぶ。
かの法顕や玄英(三蔵法師)も経典を勉強する傍ら聖地を巡り、その様子を「仏国記」や「大唐西域記」に鮮明に描いてきた。
そして、今もこの地を訪れる修行僧や巡礼者達は、絶えることはない。


4大仏跡:
(ルンビニ。ブダガヤ、サルナート、クシナガール)
ルンビニ(ネパール領);
釈迦(ゴータマ・シッダールタ)生誕の地
アショーカ王石柱
マヤ・デヴィ寺院;釈尊の母を祀る寺院。

ブダ・ガヤ
6年間の苦行の末、菩提樹のもとで悟りを開いた悟りを開いた地。
大菩提樹の大塔25mがある。

サールナート
釈尊がはじめて説法を行った地。
その後45年間各地で説法を続ける。
ダメーク・ストゥーパ
ムルガンダクティー寺院;
考古学博物館

クシーナガル
ブッダ入滅の地
ニルバーナ寺院(釈尊の涅槃像がある)
ラマーバル・ストゥーパ


8大仏跡
上記4大仏跡に以下を加える

サヘート・マヘート
布教伝道の地となった祇園精舎のある地
サヘト;釈尊常住、祇園精舎跡
マヘト;コーサラ王国の都の跡、舎衡城跡

ラジギール
布教の地
仏陀の説法を聞く為にお弟子さんが登った霊鷺山がある。

サーンカーシャ
天界説法の地。
亡き母の為に天界に昇って3ヶ月間を過ごした釈尊が再び地上に降り立った地とされる。

ヴァイシャーリ
最後の旅の地
仏陀がこの世の使命の終わりを悟った地とされる


その他の仏跡
コーシャンビー;
スラヴィスティ;



東インド地方の仏跡
ナーランダ;
オリッサ;
シッキム;
タワング;
ラダック;
サンキサ


北インド地方の仏跡
タボ;

中央インド地方仏跡
サーンチー; 
BC2世紀の仏教遺跡.
日本の五重塔の原型。
大ストゥーパ; アショカ王の仏塔としてほぼ完全な姿を残している。
考古学博物館;


西インド地方仏跡
カルラ石窟寺院;
アジャンタ石窟寺院;
カンヘーリー石窟寺院;
ジュンナール石窟寺院;
バジャ石窟寺院;


南インド地方仏跡
ナガールジュナ・コンダ;