西螺 (せいら/シールォ/Siluo)


概要

醤油の製造で知られる町。
濁水渓の南部に位置する。台湾を代表する川のひとつである濁水渓にはいくつもの中州が配されている。

16世紀の大航海時代ではヨーロッパはここを海と勘違いし、その時代の地図ではこの川で島が二分されていた。
1952年の建設された西螺大橋は老朽化から取り壊しが検討されたが、歴史建築に指定され観光用に保存されている。

この町は烏豆(黒豆)を原料とした醤油の製造でも知られる。
1909年創業の「丸荘醤油」は有名ブランド。昔ながらの甕式で醸造され、まろやかな甘味のある味わいが特徴。

大陸からこの町に人形劇が最初に伝えられ、台湾伝統の片手使いの人形劇の発祥地として知られる。
「西遊記」など代表的な演目のほか日本統治時代には「鞍馬天狗」なども演じられ、庶民の間で親しまれた。鍾任壁氏率いる新興閣掌中劇団は世界的に活動を行なっている。kj















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