金山

概要
陽明山の東に位置する海辺の温泉町。
漁港であると同時に周辺の丘陵には農耕地が広がり、山海の食材が豊富。
金山公有市場には新鮮な魚介類や野菜が並んでいる。

もともと海水浴場として知られていたが、地引網漁の公開などで観光客誘致に成功し、台北からの日帰りレジャースポットとなっている。
廣安宮近くの金包里老街には小さな商店や露店がずらりと並ぶ。

ガチョウ肉の料理が名物で、街の食堂は大いに賑わっている。
サツマイモやタロイモの産地であり、イモだんごなどのお菓子を販売する店も多い。

北投から陽明山を経てこの地域まで断層が走っており、温泉が湧出する。無色無臭の炭酸泉や硫黄泉、鉄泉など複数の源泉があり、日本統治時代に台湾総督府の温泉招待所として建てられた洋館を改装した「旧金山総督温泉」など、温泉施設がいくつも設けられている。

町の北西にある金寳山はテレサ・テンのお墓があることで有名。kj