金瓜石(きんかせき/Jinguashi)


概要

北部の新北市瑞芳区の3つの村を総称して「水金九」という。
かつて、金の鉱山として沸いた山里に多くの人々が移り住んだ地域である。
即ち「水湳洞」「金瓜石」「九份」である。
採掘が終わった後、それぞれの村は風情を見せているが、なかでも活気が甦ったのは九份。
他は昔ながらの素朴な佇まいが静かに残されたままで、わずかながらの史跡などが見られる。

金瓜石は九份から、少し奥に足を延ばしたところ。車で5~10分ほど行く。
ここは「黄金博物園区」になっていて、一般的な博物館という、室内だけでなく、このエリア内すべてを見てもらおうという、地域一体型の博物館となっている。
入口のサービスセンターで日本語ガイドマップをもらうことができる。
日に数回解説サービスもあるが、中国語になっているが、無料の日本語音声ガイドを使用することもできる。
周辺には、かつてにぎやかだった商店街に、隠れ家的なカフェや雑貨店を見つけることもできる。

アクセス

鉄道
台湾鉄道台北駅から宜蘭線瑞芳駅で下車、瑞芳駅より「金瓜石」行きバスに乗り換えて約40分、「金瓜石車站」または「勧済堂車站」で下車。
バス利用が煩わしかったら、瑞芳駅から金瓜石までタクシーを利用することもできる。

バス
九份からは、「金瓜石」行きまたは「水湳洞」行きバスで20分ほど。「金瓜石車站」または「勧済堂車站」で下車。
バスは前払い制で片道22元。おつりは戻してしてくれないので、あらかじめ小銭を用意しておく。

見どころ

黄金博物園区
金山の跡地で黄金博物館など近年整備された施設と日本統治時代の建物からなる。

黄金神社
日本時代の神社の廃墟。柱のみが残っている。600mくらいをハイキングしてたどり着くことが出来る。

勧済堂
関帝廟。巨大な関羽の銅製の像がある。

勧済堂

祁堂老街

黄金瀑布
鉱物が溶けて金色がかった水の流れが見られる。水は有毒なので水遊び等は禁止されている。

水湳洞















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